TOPPAN 凸版印刷株式会社

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GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL FILE 1 永井一正
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SPEC

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コンセプト「LIFE−命を織る」について

永井一正
永井:
もう20年以上も「Life」というシリーズで展覧会や出版活動を続けてきました。考えてみれば、生命とはさまざまなものを織りこみながらかたちを得てきたものだと思います。地球が誕生して生命が生まれ、それ等を受け継ぎながら動物や植物となって地球の生命体が織られてきたのです。私たち人間もその中のひとつです。海から陸に上がり、やがて二本足で歩くようになって知能を得て文明や文化を築いて今に至っています。しかし人間はその中で環境破壊など深刻な問題も引き起こしてきました。
そのようなことに思いを馳せながら、命の断片のようなものをひとつの生命体として表現してみたいと思います。
PD:
シンプルな構造なのに、不思議な奥深さを感じるのは、永井先生の地球や人間に対する思いが込められているからなのですね。
永井:
以前はエッチングで複雑でリアルな表現を目指していたのですが、近頃はシンプルな造形の中に生きるという思いを込めるようになりました。今回は動物を単純な面だけで構成しています。まっさらなところから徐々に輝きが増していき、ふわりとかたちが浮かび上がっていくというイメージで、いろいろなものが織り込まれながら命がかたちづくられていく。そして輝きながら消えていき、また産まれてくる様を描き出したいと思います。
PD:
とても面白いチャレンジになりそうですね。でも、シンプルなだけにとても難しそうです。
永井:
そう、シンプルなものほど難しいですから。複雑なものは時によってはごまかすこともできるのですが、シンプルになればなるほど逃げは打てませんからね。
PD:
印刷では、「輝き」をどう捉えて表現するか、インキの選択やグラデーション表現がポイントになりそうですね。
永井:
そう、消えていくと同時に現れてくるというグラデーションの不思議な感じが出ると面白いですね。できるだけきれいなものになるように、一緒につくりあげていただければと思います。
PD:
了解しました。がんばります!
スタッフからのコメント

最初の打ち合わせで既に構想とデザインが固まっていた永井さん!スケッチを見ながらの打ち合わせとなりました。色面のみで構成された原稿なので、オフセット印刷でどこまで美しいグラデーションと強い色面を実現できるかという点が、大きなポイントになりそうです。

スタッフからのコメント
次回予告

作品の最大のポイントは「輝きながら現れてくる輪郭」。まずはなめらかなグラデーションづくりに挑戦します。

プロフィール
画像:永井一正

永井一正
NAGAI KAZUMASA

グラフィックデザイナー

1929年大阪生まれ。1951年東京藝術大学彫刻科中退。1960年日本デザインセンター創立とともに参加。代表取締役社長を経て現在最高顧問。札幌冬期オリンピック、沖縄海洋博、茨城県、新潟県、アサヒビール、スルガ銀行、JA(農協)、つくばエクスプレス、三菱UFJフィナンシャル・グループ等、多くのCIやマークを手掛ける。日宣美会員賞、亀倉雄策賞、勝見勝賞、毎日デザイン賞、東京ADC会員最高賞、芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、東京ADCグランプリ等受賞。ワルシャワ、ブルノ、モスクワ、ザグレブ、ウクライナ、ホンコンの各国際ポスター展でグランプリ受賞。紫綬褒章、勲四等旭日小綬章受章。JAGDA特別顧問。東京ADC会員。AGI会員。

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