TOPPAN 凸版印刷株式会社

当サイトは、コミュニケーションメディアのひとつである印刷表現の幅を広げ、クリエイティブに役立つ情報を発信するウェブサイトです。凸版印刷のグラフィック・アーツ・センター(GAC)が運営しています。

GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL FILE 1南雲暁彦
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SPEC

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音が聴こえてくるような表現を目指す

南雲:
写真を素材にトライアルをします。印刷技術によって、その風景の音が聞こえてくるような、現場の空気感を伝えるところまで写真を昇華させてみたいのです。言い換えれば「写真の良さを少しも無駄にしない」ということでしょうか。
通常、写真家は写真表現を一点の作品として作り上げるときはオフセット印刷を用いません。というのは、CMYK4色ではなかなか写真本来の彩度を表現することが難しいと思うからです。でも、同じ品質のものが大量に刷れて、大判も可能なオフセット印刷で、自分が思い描くような写真表現ができたら本当に嬉しいです!
PD:
作品を見る人が、自分の感性でいろいろ受け取ることができるところまで、表現として高めたい、ということですね。撮影した南雲さん自身が感じたことをいろいろ聞かせてもらい、それを加味しながら製版や用紙の選択に生かしていくといいかもしれません。
南雲暁彦氏
COLUMN:写真表現におけるオフセット印刷とインクジェット

染料系が主で色域が広く、グレーや顔料系の黒を補うことで色の深みも格段にアップしているインクジェット。こだわりのある小量生産の作品作りには適していますが、大量生産には向きません。対して、オフセット印刷は通常のCMYK4色での色域はインクジェットに劣りますが、同品質で大量印刷できることが最大のメリットです。また、インキや用紙のバリエーションが多く、表現の幅に大きな可能性を秘めています。

南雲:
たとえば印刷では難しいとされるブルーやグリーンの彩度の再現や、ダイナミックレンジ(デジタルカメラ用語で、明るさが表現できる範囲の広さのこと)の最大限の表現に挑戦したいです。プリントならではのメタリックな質感や、インクジェットに匹敵するような色域の広さ、黒の深さも再現できたらと面白いな、と思っているのですが・・・。
PD:
写真の何にフォーカスして作り込むか、ですね。まずはどのアプローチがトライアルとして面白いかを探ってみましょうか。風景のどんな音を聴かせたいのか、そのイメージもしっかり教えてください。
南雲暁彦氏
スタッフからのコメント

モニターを見ながらイメージを伝える南雲氏ですが、通常、モニターは色見本になりませんのであしからず・・・。

スタッフからのコメント
南雲:
僕の風景写真はなにより「わー!きれい!」と感動してもらうことが最大の目的です。今まで撮影した大自然の写真を選んで、その美しさを最大限に表現して、「こんなにきれいなら残すべきだ」と地球環境についてまで意識を広げてもらえるきっかけになったら嬉しいです。同時に、これまでプリントや印刷ではどうしても再現しきれなかった「難しい」写真をあえて選んで、どこまで自分の思うイメージを伝えられるか挑戦してみたいと思います。
南雲暁彦氏
次回予告

南雲さんのイメージをしっかり飲み込んだPD野口氏。今まで培ってきた印刷ノウハウを最大限に生かした設計で、5枚の写真が入稿されました。次回、そのテスト内容が明らかに!

プロフィール
南雲暁彦 NAGUMO AKIHIKO

南雲暁彦
NAGUMO AKIHIKO

フォトグラファー
映像ディレクター

1970年神奈川県生まれ。幼少期をブラジル・サンパウロで育つ。1993年日本大学芸術学部写真学科卒業後、凸版印刷株式会社入社。トッパンアイデアセンター映像企画部所属。チーフフォトグラファー。主な仕事にキヤノンEOSシリーズプロモーション、日産カレンダーなど、コマーシャルフォトを中心に映像制作、セミナー講師なども行う。海外ロケを得意とし世界中をフィールドに映像制作を行う。APA広告年鑑、全国カタログ・ポスター展グランプリなど受賞歴多数。APA 会員。知的財産管理技能士。

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