TOPPAN 凸版印刷株式会社

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GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL 1.構想-菊地敦己
構想
「インキの追求とハンド・トゥ・プレート」

普段から紙地より印刷されたインキ膜面の質感が気になる性質なので、この機会にインキそのものの性質を検証してみたいと思います。ブルーの蛍光インキはなぜ無いのか? 白のマットインキはつくることができるのか? 顔料はどうやってつくられるのか? など、知りたいことがたくさんあります。
もうひとつがPS版へ直接絵を描く、名づけて「ハンド・トゥ・プレート」です。最近はCTP(Computer to Plate)に切り替わったために、フィルム製版という行程がなくなり、人の手の技術による調整作業が出来なくなりました。精度が上がる反面、人間の目や感覚による判断が介在しなくなったために、版の表情は均質化しているように感じます。そこで今回は、印刷原稿を作らず直接版に乳剤を塗ったり剥がしたりして、手の動きの時間性や力加減、その場の直感的な判断を版に定着させてみるという実験をしてみたいと思います。
再現性や効率性を追求するのではなく、オフセット印刷ならではの「質感の魅力」を引き出せるトライアルにできたらいいですね。
構想を語る菊池氏 構想を語る菊地氏
プロフィール

菊地敦己 Kikuchi Atsuki
菊地敦己
Kikuchi Atsuki

アートディレクター
1974年東京都生まれ。武蔵野美術大学彫刻科中退。95年在学中にデザインの仕事を始め、97〜98年「スタジオ食堂」のプロデューサーとして現代美術のオルタナティブ・スペースの運営、展覧会企画などを手掛ける。2000年デザインファーム「ブルーマーク」を設立。主な仕事に、青森県立美術館のVI計画、横浜トリエンナーレ2008のVI計画、ミナペルホネン、サリースコットのブランド計画、雑誌『「旬」がまるごと』のアートディレクションなど。JAGDA新人賞、東京ADC賞、ニューヨークTDC賞など受賞。著書に『PLAY』、『家紋帳』など。東北芸術工科大学客員教授。
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