TOPPAN 凸版印刷株式会社

当サイトは、コミュニケーションメディアのひとつである印刷表現の幅を広げ、クリエイティブに役立つ情報を発信するウェブサイトです。凸版印刷のグラフィック・アーツ・センター(GAC)が運営しています。

GRAPHIC TRIAL グラフィックトライアルトップクリエイターとともに印刷表現の可能性を探ります

GRAPHIC TRIAL 1.コンセプト-澤田泰廣
やってみたいこと

1枚の中にグロスとマットを同居させたい

「思いっきりグロスな部分と、思いっきりマットな部分を同一画面に表現してみたい。マット系の紙に写真を印刷すると、しっとりした風合いになるのが普通でしょう? ところが、ヴァンヌーボのように紙の質感もありながら印刷再現性も高いラフグロス系の紙なのに、写真の部分だけが印画紙のように光沢のある表現になっていたら驚きますよね。しかも一方では、チョークの粉を塗ったみたいなマットな色面があるとか……。そんなポスターが完成したら、グロスとマットの対比が際立って面白いんじゃないのかな。……というわけで、メインモチーフはメタルな質感を感じさせる写真にしてみました。
このトライは、オフセット印刷だけで実現するところがミソですよ。スクリーン印刷で下刷りしたり、UVニスのコーティングをしなくても表現できるとなれば、ちょっと発見!という感じかな」
構想を語る澤田氏 構想を語る澤田氏
テスト原稿

テストで入稿されたメタリックな原稿は、実は水面を撮影したカラー写真。速いシャッタースピードで水の動きの瞬間を捉えたものだ。微妙な色調が持ち味の写真であるため、グラデーションの滑らかさや拡大によるざらつきを考慮し、データとプリントの両方で入稿。この写真の「光沢感」をどうやって表現するかも重要だが、合わせて澤田氏が求める「金属質を感じる表現」にどうアプローチするかも問題になりそうだ。
澤田氏が作成したテストデータ
不思議な物質感を漂わせる写真 不思議な物質感を漂わせる写真
不思議な物質感を漂わせる写真
プロフィール

澤田泰廣 Sawada Yasuhiro
澤田泰廣
Sawada Yasuhiro

1961年東京生まれ。
1985年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。サントリー(宣伝制作部)を経て、1989年より澤田泰廣デザイン室主宰。アートディレクターとして、主にグラフィック、広告、ブック、テキスタイルなどの領域で、サントリー、Y’s、VIVRE、コサカ技研、TDCなどの仕事を手がける。国内外の展覧会にも多数参加。
東京ADC最高賞、東京ADC賞、日本雑誌広告賞金賞、NY ADC銀賞、東京TDC銀賞、ACC制作者賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマ銅賞、JAGDA新人賞などを受賞。AGI、JAGDA、東京TDC会員。多美術大学助教授。
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